◇第106回全国高校野球選手権北北海道大会十勝地区2回戦 帯広農4―0帯広緑陽(2024年6月25日)
帯広農の最速143キロ左腕の渋谷純希(3年)が毎回の22三振を奪い、9回2死まで無安打の快投。1安打完封し、十勝地区2回戦で帯広緑陽を下した。
「尻上がりによくなるタイプ。2巡目からスライダーの切れも制球もよくなった」と西川雄太郎監督。
9回2死から中前に運ばれて快挙は逃したが、4球団のスカウトが視察する中、138球で実力を見せつけた。次戦は北北海道大会出場を懸け帯広大谷と対戦。渋谷は「次もバックを信じて全力で投げ抜きたい」と力を込めた。