コスプレイヤーの鷹村アオイさんが、『ブラックラグーン』のバラライカを見事に再現した。
曇天の下、ビルの屋上に立つロシアンマフィアの女ボス。火傷の痕が残った顔から、見る者の心を射抜くように冷ややかなまなざしを向けている。彼女の名言「跪け!」という言葉が今にも聞こえてきそうな構図だ。撮影はKobePhoto氏(@Kobe_foto)が担当した。
威圧的な表情で立ち尽くす姿にSNSでは「姐さん…ホンモノや…」「姐さんを楽しませるか、納得させる理由があればワンチャン…あるかなぁ」「手よりも全身が吹っ飛びそうなほどカッコイイ姉御」と感嘆の声が続々と寄せられている。
鷹村アオイさんはこだわりのポイントをこう語る。
「ブラックラグーンはタイの架空の犯罪都市ロアナプラが舞台。バラライカは元ソ連軍大尉のロシアンマフィアです。良いものを着ていそうと思いスーツはタイでオーダーしたタイシルクのスーツです。サイズをかなりぴったりにしたので太れません。ウィッグ、コートは2代目です。
空挺軍の襟章、 袖章は当時モスクワ在住の方から取り寄せて頂きました。肩章は自分で取り寄せて空挺軍大尉の星やラインも調べました。
バラライカの黒ストッキングは肌色が少し透けるくらいのイメージです。
フライフェイス(火傷した顔)なので傷メイクを施しています。バラライカのコスプレは何度もしていますが毎回試行錯誤しています。少しでもバラライカの圧が出せていたら嬉しいです」
オリジナルさながらの抜群のスタイルを保ち、小物にもリアルさを追求する情熱。何度もコスプレしているキャラクターとは言え、決して妥協しない姿勢は〓同志諸君〓も称賛を惜しまないはずだ。
(コスプレ図鑑取材班)