◇パ・リーグ 楽天1―4ロッテ(2024年6月26日 ZOZOマリン)
楽天・鈴木大地内野手(34)が、かつての同僚で同い年のロッテ・益田直也投手(34)の球団最多セーブ記録を祝福した。
「凄いと思いますし、その中の何セーブかは近くで守ったり、同じチームでやらせてもらった。同期、同級生ですし、そういう特別な思いは凄くあります」
この日は3点を追う9回1死で対決。136キロのスライダーに左飛に打ち取られた。
11年のドラフト同期。鈴木大は3位、益田は4位で入団し、19年までの8年間、ロッテで同じユニホームを着て苦楽をともにした。鈴木大が楽天にFA移籍した20年以降は、好敵手としてしのぎを削ってきた。
益田が通算278セーブをマークした試合で、鈴木大も意地の3安打。「チーム関係なく“凄いな”という気持ちと、ポジションは違うけど負けない気持ちで、お互いそういう気持ちでこの年までやれていると思う。チームを超えて素直におめでとうという気持ちと、僕も負けずに頑張ろうという気持ちです」と、今後も切磋琢磨(せっさたくま)することを誓った。