今夏のパリ五輪男子バレーボールの1次リーグ組み分け抽選が26日(日本時間27日)、ポーランドで行われ、世界ランク2位の日本はC組で米国、アルゼンチン、ドイツと対戦することが決まった。
ドイツは世界ランク11位のダークホースだ。過去最高の5位に入った12年ロンドン五輪後、リオ五輪、東京五輪と予選で敗退したが、昨年のパリ五輪予選はブラジル、イタリア、キューバと同居したA組を全勝で突破し世界を驚かせた。4度目の五輪で上位進出を狙っている。
14年世界選手権の銅メダルメンバーでもあるオポジットのギョルギ・クロゼル、アウトサイドヒッターのトビアス・ブラントらがけん引する。
過去の対戦は日本の17勝19敗。14年ワールドリーグ(ネーションズリーグの前身)以降は6連勝しているが、今年のネーションズリーグでは3-2と苦しめられた。
日本は前回21年東京五輪で、決勝トーナメントに進出するも準々決勝でブラジルに敗れて7位。パリ五輪では72年ミュンヘン五輪以来52年ぶりのメダル獲得に期待がかかる。
以下、組み分け抽選の結果。()内は世界ランク。
※パリ五輪男子1次リーグ
【A組】
フランス(7)
スロベニア(3)
カナダ(9)
セルビア(10)
【B組】
ポーランド(1)
イタリア(4)
ブラジル(6)
エジプト(19)
【C組】
日本(2)
米国(5)
アルゼンチン(8)
ドイツ(11)