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勝ち点4で4チーム並ぶEURO史上初の“珍事” ウクライナ涙の敗退がネットで反響「あまりに可哀想」

スポニチアネックス 2024年6月27日 5時37分

 ◇欧州選手権1次リーグE組 ウクライナ0―0ベルギー(2024年6月26日 シュツットガルト)

 サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会1次リーグ第3戦、世界ランク24位のウクライナは同3位ベルギーと0―0のスコアレスドロー。同じE組他会場のスロバキア―ルーマニア戦も引き分け決着となり、勝ち点4で4チームが並ぶ大会史上初となる“珍事”が発生。大会規定により得失点差「-2」だったウクライナが同組最下位となり敗退が決まった。

 E組は第2戦を終え、欧州選手権1次リーグ史上初となる勝ち点3で全4チームが並ぶ大混戦。ウクライナは強豪ベルギーから何度も好機を演出するなど奮闘したが、決定力を欠き0―0のまま試合終了。一方、他会場のスロバキア―ルーマニア戦は1―1の引き分けに終わった。

 この結果、勝ち点4で4チームが並ぶまたも大会史上初となる“珍事”が発生。得失点差や総得点数の影響により、1位突破を決めたのがルーマニア(得失点+1、得点4)。2位ベルギー(得失点+1、得点2)、3位スロバキア(得失点0)までの決勝トーナメント進出が決定。ウクライナ(得失点-2)は同じ勝ち点4ながら最下位に沈み、大会を去ることになった。

 劇的な決着にネットからは「4チームが勝ち点4で並ぶグループリーグなんて初めて見た」「同じ勝点4でも上がれないのは、あまりに可哀想」「スロベニア、ハンガリーより勝ち点稼いでるのに4位敗退なんて悲しすぎる」と反響。中には「悔しい結果に終わったが、ウクライナ国民を勇気づけられたと思う」「いまだ戦禍が続く国民には救いになったはず」などいった声も上がった。

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