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佐々木麟太郎 米国での3発は全て大谷翔平との同日アベック弾 米国で花巻東OBがアーチ連発でHR王争い

スポニチアネックス 2024年6月27日 11時13分

 花巻東から米スタンフォード大に進学予定で、若手選手の登竜門「MLBドラフトリーグ」に参加中の佐々木麟太郎内野手(19)が26日(日本時間27日)、トレントン・サンダーの一員としてステートカレッジ・スパイクス戦に「5番・DH」で先発出場。1点を追う4回に同点の3号ソロを放った。佐々木は3打数1安打1打点で、打率は.250。3本塁打は他の2選手と並んでリーグトップに立った。

 佐々木は左腕ヒットに対し、1ボールから2球目のチェンジアップを強振。打球速度106マイル(約170.5キロ)、33度の角度で上がった打球は中越えの407フィート(約124.0メートル)地点までかっ飛ばした。打った瞬間に花巻東の先輩・大谷翔平投手(ドジャース)をほうふつとさせるように、中堅方向に伸びる打球を打席内で見上げるほどの確信弾だった。

 6月11日のデビュー戦で放った1号は打球速度99.7マイル(約160.4キロ)、飛距離352フィート(約107.2メートル)で、21日の2号は打球速度101.3マイル(約163.0キロ)、飛距離380フィート(約115.8メートル)でこの日の3号が米国での最速&最長弾となった。

 3度目の一発も大谷とのアベック弾となった。佐々木が1号を放った6月11日は大谷もレンジャーズ戦で16号、2号を放った21日は大谷がエンゼルス戦で22号。この日は大谷がホワイトソックス戦で2戦連続の先頭弾となる25号を放っており、米国の地で花巻東OBによるアーチ競演が続いている。

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