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大谷翔平“記録ラッシュ”の大活躍 10戦連続打点&敵地で2戦連続先頭打者弾&100安打 4連勝に貢献

スポニチアネックス 2024年6月27日 11時16分

 ◇インターリーグ ドジャース4-0ホワイトソックス(2024年6月26日 シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地でのホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場。2打数1安打1打点でチームの4連勝に貢献した。

 初回の第1打席はじっくりボールを見てフルカウントにすると、6球目、やや高めに来たカットボールに狙いをすまし、この日のファーストスイングで右中間席に2試合連続となる先頭打者アーチ。10試合連続打点をマークし、球団新記録を樹立した。さらにこの一発が今季100安打目となった。

 また、敵地での2試合連続先頭打者アーチも球団史上初と“記録ラッシュ”となった。

 3回無死一、二塁の第2打席はストレートの四球を選んで出塁。満塁に好機を広げ、この回の3点を呼び込んだ。5回の第3打席は三邪飛だった。7回2死一塁の第4打席は四球を選んで出塁した。

 2打数1安打で打率は・322に上昇し、25本塁打とともにリーグトップ。61打点もトップのブレーブス・オズナ、フィリーズ・ボームを3差で追い3位に付けており、3冠王を射程圏内に捉えている。

 また、この日は82試合目でレギュラーシーズン162試合を折り返し、後半戦初戦となった。大谷のこれまでのシーズン最多安打は22年の160安打だが、自己最多、さらには初の200安打も視界に入った。

 日本選手でシーズン200安打を記録したのは、過去10度達成のイチロー氏だけ。大谷がどこまで安打を放つか注目が集まる。

 試合は大谷の先頭打者アーチで先制したドジャースが、3回にもフリーマンの適時二塁打などで3点を追加。先発・ストーンも9回まで投げきりメジャー初完封で9勝目を挙げ、ホワイトソックス相手にスイープに成功。安打を打てば負けなしのロハスも「7番・遊撃」で先発出場し、マルチ安打をマーク。今季24戦全勝と“不敗神話”を継続させた。

 試合後、大谷は球団新記録の10試合連続打点に「ランナーがいる状況が多いですし、自分自身のアットバット(打席)を継続してるのを一番に考えているので、その結果、打点が付いてきてるのかなと思います」と振り返った。

 そして「シンプルにストライクを振るのが一番のポイント。そこさえできていれば、ある程度は良いスイング、良い構えができてる証拠じゃないかなと思います」とした。

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