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前田耕陽 「男闘呼組」再結成を決意した名古屋のセッション「意外といけたんですよ」

スポニチアネックス 2024年6月27日 13時10分

 ロックバンド「男闘呼組」のメンバーで、俳優の前田耕陽(55)が27日までに更新されたYouTube「小文枝のおしゃべり喫茶」にゲスト出演。バンド再結成にまつわるエピソードを紹介した。

 「男闘呼組」は、旧ジャニーズ事務所が手掛けたロックバンド。1985年にデビューし、「TIME ZONE」「DAYBREAK」などの大ヒット曲を出し、93年に解散した。その後、前田と岡本健一、高橋和也は俳優に転身。リードギターを担当した成田昭次だけが芸能界を引退し、一般人として暮らしていた。

 転機が訪れたのは2年前。解散後、前田はメンバーと約30年ほど「没交渉」の状態が続いていたものの、「(成田と)ずっと連絡取れなかったのが、たまたま知り合いの知り合いから“あの人、いたよ”って連絡先を教えてもらうことができて、会ったんですけど、普通に工場で働いていました」と明かす。

 4人それぞれの連絡先が判明したところで、メンバー全員で会うことに。「その時はまだ(もう一度バンドを)やるって話は出てなかったんですよ。で、どうせ会うなら、メシ食うだけじゃ面白くないから、久しぶりに音でも出してみようかっていうんで、スタジオをおさえたんですよ」

 岡本と高橋は東京、前田は大阪在住のため、あいだを取って、成田が住む名古屋に、それぞれの楽器を持って集結。「(やる前は)ひどいんだろうな、と思ったんですけど、意外といけたんですよ」。ノリノリのメンバーは、往年のヒット曲を中心に6時間のセッション。「いけるじゃん、また(バンド)やらないって話になって、あとはトントン拍子に」と前田は経緯を説明した。

 2023年4月にスタートした「男闘呼組2023 THE LAST LIVE」では全国53公演で約35万人を動員。大きな話題を呼んだ。

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