◇ア・リーグ オリオールズ4-2ガーディアンズ(2024年6月26日 ボルチモア)
オリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手(22)が26日(日本時間27日)、本拠でのガーディアンズ戦に「1番・遊撃」で先発出場。26号を含む4打数3安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
1-2の5回1死の第3打席で相手先発・カラスコの低めスライダーを捉え、中堅席へ同点の26号ソロを放ち試合を振り出しに戻した。
本塁打は前日25日(同26日)の同戦に続き2戦連発で26号はヤンキース・ジャッジに次いでア・リーグ2位。リーグは違うものの25本のドジャース・大谷翔平を1本上回っている。
試合は2-2の7回にムリンスが勝ち越しソロを放つと、8回はオハーンにもダメ押しソロが飛び出し、オリオールズが勝利。連敗を5で止め、メッツに敗れたヤンキースとのゲーム差を縮めた。
22歳のヘンダーソンは昨季、オ軍で150試合に出場し、打率・255、28本塁打、82打点でア・リーグ新人王を獲得。打撃のベストナインである「シルバースラッガー賞」にもユーティリティー部門で選出されるなど、チームの9年ぶりのア・リーグ東地区優勝に貢献した。
また、大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)でヘンダーソンの本塁打にまつわる記録を紹介。オリオールズはこの日が80試合目だったが「シーズン開幕から80試合で遊撃手の最多本塁打記録」と記し、80試合で26本塁打は1960年のアーニー・バンクス、1998年のアレックス・ロドリゲスと並び、遊撃手では最多記録という。