◇東都大学野球1、2部入れ替え戦 東農大12ー1駒大(2024年6月27日 神宮)
2部1位の東農大が1部6位の駒大に快勝し93年秋以来、31年ぶりの1部復帰を決めた。
またしても自慢の打線がつながった。初回に1点を先制すると4回までに毎回得点で11得点。終わってみれば18安打で12得点を奪って見せた。
プロ注目右腕のエース・長谷川優也投手(4年=日本文理)は7回にソロこそ浴びたが3安打1失点で完投。勝利の瞬間はマウンド上に歓喜の輪ができ、涙を流す選手もいた。
まさにどん底からはい上がってきた。昨春は最下位に終わるとその後の大正大との入れ替え戦に敗れて3部降格。しかし、秋にすぐさま2部復帰を果たすと今春は00年秋以来、24年ぶりに2部で優勝。1部復帰への挑戦権をつかんだ。
今チームのスローガンは「下克上」。まさに言葉通りの躍進で今秋、1部で戦う権利を得た。