阪神の杉山オーナーが27日、定例のオーナー報告会の後、大阪市内で取材対応し、残り70試合の重要性を説いた。
前日までに70試合を消化し、143試合の折り返しが目前となり「シーズンは長い。色々な時期があるわけで、その重要度は時期によって異なる。これまでの約70試合とこれからの約70試合、誰が考えたってこれからの約70試合が重要なのは当たり前。何よりも重要な8月、9月に向けて、チーム状態を何とかして上がらせようと、監督が一生懸命、陣頭指揮を執っておられる。そういう面では非常にいい方向に進めておられると思うし、私も本当の正念場にチーム状態が上がることを切に願っている。それができれば、連覇への一番の近道じゃないかと思っている」と語った。
トレードや補強については「お答えのしようがない」とコメント避けつつ、「必要なら手を打つし、そうでなければ打たない」と球団の意見を尊重するスタンスを改めて示した。