ハロー！プロジェクトのアイドルグループ「BEYOOOOONDS」が27日、東京・豊洲PITで山崎夢羽（21）の卒業公演を行った。4月から続いてきたライブハウスツアーの最終公演でもあり、山崎は全27曲を披露し、有終の美を飾った。
開演前から山崎のメンバーカラーである赤いペンライトが会場をともし、最新シングル「灰toダイヤモンド/Go City Go/フックの法則」の「灰toダイヤモンド」で幕を開けると、満員の会場の熱気はさらに上がった。その後も、山崎が考案したメドレーなども披露し、大きな盛り上がりを見せた。
「夢羽」コール”とメンバーカラーの赤のペンライトで迎えられたアンコールでは、名前にもある“羽”をあしらった天使のような白い衣装で登場。ソロで憧れの先輩グループ「℃―ute」の歌で一番大好きという「愛はまるで静電気」を熱唱した。
そして、卒業への思いも口にした。「代わりのきかない、かけがえのない仲間に出会いました。仲間の存在が、私の毎日をカラフルな虹色に彩ってくれました」とメンバーへ感謝。「あこがれのハロープロジェクトで活動できたこと、これからの私のお守りです。私の正しい青春はここだったんだ！と胸を張って言い切れます！！」と力強く語った。
卒業理由を「もっともっと音楽を学んでさまざまなジャンルの歌を歌いたい」としていた山崎。これからの新しい挑戦に向け「夢の羽 広げて飛ぶよ ビヨンビヨン（字余り）」と俳句で決意表明。最後にファンへ向けて「新しい夢に向かって羽ばたきます」とメッセージを伝えた。