◇陸上・日本選手権第1日(2024年6月27日 新潟・デンカビッグスワンスタジアム)
パリ五輪の代表選考会を兼ねて開幕し、男子1500メートルでアクシデントが起きた。
予選2組で、1300メートル地点で優勝候補の飯沢千翔(住友電工)がキビリチ・アレックス・キプチルチル(コモディイイダ)の進路妨害を行い、集団の中でキプチルチルが飯沢を押す形となり、飯沢が転倒。審判長は、この接触の原因は飯沢の進路妨害と判断し、飯沢を失格処分とした。
飯沢の転倒に巻き込まれる形で5選手が転倒。その5選手はレース後に抗議を行い、救済されることになった。
その後、飯沢から抗議および上訴が行われた。ジュリーは進路妨害にあたらないと判断し、飯沢を救済することとした。
最終的には計6人が救済される形となり、あす28日の決勝は通常の12人から増え、18人で実施されることになった。