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巨人 サヨナラ負けで2位→4位転落 DeNAに62日ぶり黒星 8回に岡本和2ランで追いつくも空砲

スポニチアネックス 2024年6月27日 21時41分

 ◇セ・リーグ 巨人4―5DeNA(2024年6月27日 横浜)

 巨人はDeNA相手に一度は3点差を追いつくも、延長戦の末にサヨナラ負けを喫して3連勝ならず。勝率5割に逆戻りし、2位タイから一気に4位へ転落した。

 DeNA戦の連勝も5でストップ。4月26日(横浜)以来62日ぶりの黒星を喫している。巨人のサヨナラ負けは今季5度目。延長戦は今季11度目で4勝3敗4分けとなった。

 9回の1死二塁というピンチは無失点で切り抜けたものの、4―4のまま突入した延長10回だった。

 この回から登板した6番手右腕・ケラーが先頭の4番・牧をカーブで空振り三振に仕留めたあと、5番・宮崎に4球目の真ん中スライダーを左翼スタンドへ運ばれてサヨナラアーチ被弾となった。

 12球団で唯一ここまでサヨナラ勝ちのなかったDeNAは今季68試合目にして初のサヨナラ勝ちとなった。

 巨人は3試合連続「5番・一塁」で先発出場した捕手登録の大城卓が2回に右越え2号ソロを放って先制。幸先のいいスタートを切った。

 だが、今季3勝目を目指した先発左腕・井上が3回、桑原に高めカットボールを1号ソロとされて追いつかれると、4回には佐野に高めに浮いたフォークボールを3号2ランとされ、4回5安打3失点で降板。

 1―3で迎えた5回には、2番手右腕・赤星がオースティンに右中間へ16試合連続安打となる適時二塁打を許して3点差をつけられた。

 それでも、1―4で迎えた8回に吉川、ヘルナンデスの連打に敵失も絡んで1点返すと、岡本和が起死回生の同点13号2ラン。4―4として終盤で試合を振り出しに戻し、井上の黒星を消していた。

 1996年6月30日生まれの岡本和は27歳11カ月の球団最年少で4番200本塁打を達成したが、空砲に終わった。

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