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「虎に翼」茨田りつ子、歌唱シーンあった「雨のブルース」50秒も連日ネット沸く「まさか」「夢みたい」

スポニチアネックス 2024年6月28日 8時16分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は28日、第65話が放送された。前日第64話(6月27日)に続き、昨年度後期の前作「ブギウギ」の人気歌手・茨田りつ子(菊地凛子)が登場。約50秒ながら歌唱シーンもあり、インターネット上で話題を集めた。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第65話は「愛のコンサート」に茨田りつ子(菊地凛子)の出演が決まり、佐田寅子(伊藤沙莉)は安堵。猪爪花江(森田望智)は大庭梅子(平岩紙)と15年ぶりに再会し、ある秘密を打ち明ける。梅子の言葉から、花江は1人で頑張りすぎていたと考え、猪爪直明(三山凌輝)や子どもたちに“手抜き”を提案し…という展開。

 コンサート当日。寅子はりつ子のステージ衣装を直した。

 寅子「この仕事が好きなんです」「正確には法律です。憲法が変わってからより好きになりました。すべての人たちを、平等に幸せにできる。困ってる人たちの手助けができる。最高の仕事なんです」

 りつ子「(笑みを浮かべた後)下手ね」

 寅子「すいません。昔から裁縫はあんまりでして」

 久藤頼安(沢村一樹)「りつ子、そろそろ行こうか」

 りつ子「あら、エスコートしてくれるの?」「頼安さんから頼まれなくても、絶対、引き受けていたわよ、私。あなたと同じ、この仕事が好きなの。で、裁縫は苦手」

 寅子の目に感涙が浮かんだ。

 りつ子は「雨のブルース」を熱唱。会場は沸いた。

 りつ子「家庭裁判所の方と、お話させてもらったんですけどね。佐田寅子さんといったかしら。随分とおしゃべりな、彼女、真っすぐな目で、人助けを最高の仕事、だなんて言うの。本気でそう思っていなきゃ、言えない言葉よ。東京在住の困ったご婦人方は是非、佐田寅子さんお訪ねになって」

 歌唱シーンは「ブギウギ」第49話(昨年12月7日)の再録とみられるが、SNS上には「まさか歌唱シーンまであるとは」「りつ子さん歌ってくれた!」「茨田りつ子さん、相変わらず、凛としていて綺麗」「茨田さんとトラちゃんの会話の向こうに、ここにはいないスズちゃんが見えた気がした」「りつ子様の歌唱シーン…ブギウギ終わってもまた見られるなんて夢みたい」などの声が上がった。

 7月1日から第14週「女房百日 馬二十日?」に入る。

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