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巨人・阿部監督 劇勝に大興奮「我を失った」バルドナードかばう、暴投は「オリバー・カーンでも捕れない」

スポニチアネックス 2024年6月28日 21時53分

 ◇セ・リーグ 巨人3-2広島(2024年6月28日 東京D)

 巨人は28日、首位・広島と対戦。2-2で迎えた延長10回、丸佳浩外野手(35)が5号ソロを放ってサヨナラ勝ちした。

 1点リードの9回、バルドナードの暴投で同点に追いつかれ、延長戦に突入した。10回、2死一、三塁のピンチ。上本が放った中堅へ抜けそうな打球を吉川が逆シングルでランニングキャッチ。難しい体勢から二塁へ転送して無失点に抑えるスーパープレーを見せ、リードを許さなかった。

 すると延長10回、丸が広島の守護神・栗林から右越えへサヨナラアーチを放って試合を決めた。

 試合後、阿部監督は丸の劇弾に「いや~、我を失って飛び出してしまいました…」と苦笑。

 この日、4安打の丸について「ずっと1番に入ってチームを引っ張っていくんだという姿勢も見せてくれている。好調キープしてくれていて、素晴らしいホームランでした」と称えた。

 また、5回の同点打に好守と躍動した吉川を「素晴らしい守備があってこその尚輝だと思う。打ってもああやって意地を見た三塁打でしたね」とねぎらった。

 投手陣は「ケラーは昨日はサヨナラ被弾したけど、今日は果敢に投げてくれた。バルドナードも…魔が差したのか…あれはたぶんキラー・カーンでも捕れなかったボールなんじゃないかと。必死な中でのことなので、また次抑えてくれると思います」と期待。その後に「キラー・カーン」の発言は「オリバー・カーンだった」とサッカードイツ代表の守護神に訂正する一幕もあった。

 ケラー、バルドナードについては「僕がこれでいこうと決めたので、今後もこの形を続けていこうかな」と継投パターンは不動とする意向を示した。

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