Infoseek 楽天

バレー男子 日本の準決勝相手はスロベニアに決定 52年ぶり決勝進出かけ29日深夜に激突

スポニチアネックス 2024年6月29日 5時37分

 バレーボールのネーションズリーグ男子決勝トーナメントは28日(日本時間29日)、ポーランド・ウッジで準々決勝が行われ、世界ランク3位のスロベニアが、同8位のアルゼンチンに競り勝ち(19-25、25-17、17-25、29-27、15-7)準決勝に進出した。

 スロベニアは1-2とリードを許した第4セットに、あと1点失えば敗れる瀬戸際まで追い込まれたが、そこから逆転。その勢いのまま第5セットも奪って大逆転勝利を飾った。これにより、日本の準決勝の相手はスロベニアに決定。29日(日本時間30日午前3時)に行われる。

 世界ランク3位のスロベニアはパリ大会が五輪初出場。組み分け抽選会では、開催国フランスと同じA組(日本はC組)に入った。

 昨年のパリ五輪予選B組では米国、日本に次ぐ3位で出場権を逃したが、今年のネーションズリーグ1次リーグ後の世界ランクでパリ行きを決めた。

 警戒すべき選手は2メートルのオポジットのトンチェク・シュテルン。ネーションズリーグの日本戦では27得点を挙げた。また22歳のロク・モジッチは21~22年イタリア1部リーグの得点王で能力が高いアウトサイドヒッターだ。

 日本は福岡ラウンドで3-1で勝利。過去の対戦では5勝3敗で日本が勝ち越している。昨年のパリ五輪予選を含めて現在4連勝中で相性は良いが、油断はできない相手だ。

 日本は27日(同28日)に行われた準々決勝でカナダを3-0と圧倒。エース石川祐希(28=ペルージャ)が両チーム最多の26得点を挙げるなどけん引。

 金メダルを獲得した72年ミュンヘン五輪以来となる主要国際大会での決勝進出を懸けて、準決勝で激突する。

この記事の関連ニュース