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大谷翔平「MY HERO!!」 痛烈ファウルボールから救ってくれた38歳バットボーイに感謝の投稿

スポニチアネックス 2024年6月29日 9時43分

 ◇ナ・リーグ ドジャース―ジャイアンツ(2024年6月28日 サンフランシスコ)

 26日のホワイトソックス戦でファウルボールからドジャース・大谷翔平投手(29)を守ったバットボーイのハビエル・ヘレラさん(38)が28日(日本時間29日)、敵地でのジャイアンツ戦前に取材に応じた。

 ホワイトソックス戦の3回に大谷は三塁ベンチ内におり、打席のキケ・ヘルナンデスが打った強烈なファウルボールがベンチに向かって飛んで来た。20歳から18年、ドジャースの用具係とバットボーイを務める背番号94のユニホーム姿のヘレラさんは、飛んで来たボールを素手で両手でキャッチ。すぐ背後にいた大谷は慌てて避けたが、ボールをキャッチしてうなずいているヘレラさんに気付くと笑顔で感謝を伝えた。

 このファインプレーについて、ヘレラさんは「ただ自分の仕事をしただけだよ。打球はしっかり見えていたがかなり揺れていた。痛かったかどうかは覚えていたない。その夜、知り合いから映像が送られてきて100回くらいは見た。うれしかった。翔平からは"サンキュー"と言われ、僕はあなたを守ると伝えた」と振り返った。

 一躍人気者になり、この日は日米メディア計20人ほどによる囲み取材を受け、「緊張している。恥ずかしい」と照れ、ドジャーススタッフも大盛り上がりだった。また、大谷からのお礼については「ポルシェはもらってないよ。おもちゃのポルシェももらってない。噂だね(笑い)」と否定していた。

 大谷はヘレラさんが取材を受ける様子を自身のインスタグラムのストーリーズに投稿。「MY HERO!!」と感謝の気持ちをつづった。

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