落語家の笑福亭鶴瓶（72）が28日、MCを務めるTBS「A-Studio＋」（金曜後11・00）に出演。超売れっ子ベテラン女優の経歴にツッコミを入れる場面があった。
この日のゲストは女優の筒井真理子。圧倒的な演技力が国内外で評価され、映画、ドラマからオファーが殺到する超売れっ子。作品ごとに全く違う顔を見せる今、最も忙しい俳優の1人。
もう1人のMC、「Kis―My―Ft2」の藤ヶ谷太輔はドラマ「春になったら」で共演した女優を取材。奈緒が「第三舞台の時代の話が凄く面白い」と筒井の俳優人生の原点、大学生時代から参加した劇団「第三舞台」のエピソードを明かしていたといい、藤ヶ谷は「作品の打ち上げでみんなが一発芸をしなきゃいけないと。一発芸で一番面白かった人が次、いい役がもらえるみたいな」とした。
筒井は「そうなんです。1公演が終わると、千秋楽って打ち上げで気持ちよくなるじゃないですか。全然緊張し始めるんです。一芸やらないといけないし、つまらなかったら、そのあとずっと言われる。“お前の芝居はつまらないんだ”って言われ続けるので、一生懸命考えるんですよね。もう怖いですよ。厳しかったです」と苦笑。主宰の鴻上尚史氏との写真も披露され、鶴瓶が「怖そうに見えないのに」と指摘すると、筒井は「詐欺です」と言い切り、笑わせた。
鶴瓶は筒井の経歴について「青学に入ってて、第三舞台を見て、アホやん！」とツッコミ。「早稲田じゃないと入れないと思って、受け直して、早稲田通った。そんなことする？」とイジった。
「微妙にちょっと違うんですけど…」と筒井。「本当は早稲田に入ってから見たんですけど」と告白。「鴻上さんが“いいじゃないか、そのままの話にしておけよ！”って。“改めて受け直したことにしておけよ”って」と苦笑いすると、鶴瓶は「そっちのほうがかっこええけどね」と笑った。