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長嶋一茂 久々の野球解説で確かな野球眼発揮 試合中に目を付けたメジャー2年目25歳がサヨナラ弾

スポニチアネックス 2024年6月29日 17時19分

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(58)が29日、米国時間28日に行われた大リーグのドジャース―ジャイアンツ戦を中継した「ABEMA」で数十年ぶりの野球解説を務めた。試合中に「いい選手」と目を付けたジャイアンツの2年目・ブレッド・ワイズリー内野手(25)がサヨナラ2ランを放ち、野球眼の鋭さを示した。

 試合序盤からワイズリーの打席を見て「いい選手」と絶賛。3―3の9回無死一塁の打席でワイズリーが打席に立つと、改めて「これはいいバッター。これは(タイミングがドジャースのトライネンに)合いそうだよな」などと称えた。

 そしてワイズリーがサヨナラ弾を放つと、同じく解説を務めた元ツインズの西岡剛氏は「カズさんの言った通りや。雰囲気あったもんね」とうなると、長嶋も「あった。タイミングが全部合ってた。ワイズリーは(今後)主軸になるでしょう」と解説した。

 しかし、番組の最後に「今日のピックアッププレー」を発表する場面で「誰を選んでたっけ。ワイズリーだ」とサヨナラ弾のワイズリーを挙げようとしたところ、9回に同点につながる三塁打を放ったドジャースのパヘスを事前に選んでいたことを指摘されて苦笑い。直前に顔面付近の投球があったにもかかわらず、パヘスが三塁打を放った姿勢を称え「恐怖が誰でもくるけど、左足を踏み込んでいったのは格闘技のような勝負だった。もう1球きてたら確実に乱闘だった」と振り返った。

 ワイズリーについても「守備がいい。8番のバッターじゃない」と絶賛。放送の最後には「言いたいことを言えて楽しかった」と満足げに話し、今後についても「暇が取り柄のタレントですから、いつでも来ます」と次回以降の解説にも意欲を見せていた。

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