将棋の伊藤匠叡王(21)が29日、仙台市で第45回JT杯1回戦に臨み、稲葉陽八段(35)に144手で敗れた。
伊藤は20日、叡王戦第5局で藤井聡太王将(21)=名人など7冠=を破り、3勝2敗で叡王を奪い、全8冠独占を崩した。それ以来、初の対局は黒星となった。
伊藤が先手になり、戦型は最近振り飛車党へ転向した稲葉の三間飛車になった。中盤、稲葉に金銀両取りの飛車打ちを決められて劣勢に立った。
「先に飛車を成り込んだが、間違えた」と悔しがった。
スポニチアネックス 2024年6月30日 5時1分
将棋の伊藤匠叡王(21)が29日、仙台市で第45回JT杯1回戦に臨み、稲葉陽八段(35)に144手で敗れた。
伊藤は20日、叡王戦第5局で藤井聡太王将(21)=名人など7冠=を破り、3勝2敗で叡王を奪い、全8冠独占を崩した。それ以来、初の対局は黒星となった。
伊藤が先手になり、戦型は最近振り飛車党へ転向した稲葉の三間飛車になった。中盤、稲葉に金銀両取りの飛車打ちを決められて劣勢に立った。
「先に飛車を成り込んだが、間違えた」と悔しがった。