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イタリア代表指揮官「責任は全て私にある」 スイス戦完敗で危機感「もっとフィジカル強化を」

スポニチアネックス 2024年6月30日 6時17分

 ◇欧州選手権決勝トーナメント1回戦 イタリア0―2スイス(2024年6月29日 ベルリン)

 サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会は29日、前回王者イタリア(B組2位)が決勝トーナメント1回戦でスイス(A組2位)に0―2と惨敗。連覇の夢は16強で砕け散ることになり、スパレッティ監督(65)は「責任は私にあって選手のせいではない」と話した。

 スパレッティ監督は試合後「起こったことの責任は私にあります。この日のメンバーを選んだのは私です。今夜の試合結果には満足していません。(1次リーグ)スペイン戦の結果にも満足していません。他の2試合については、ある程度満足していました。(一部の)選手を休ませるためにチームを入れ替えました」とコメント。続けて「私が頼りにしていた選手の中には負傷した選手も何人かいました」と明かした。

 スイスに“完敗”した一戦を振り返り「激しさの点では我々は標準以下で、スイスが勝利に値します。イタリア代表の将来は難しい選択を迫られています。我々は質の高いチームだが、もっとフィジカルを強化する必要があります」と今後の課題について言及。

 さらに「試合の激しさという点では、チームは臆病だったと思う。高いレベルの激しさを維持できなかった。ボールを奪い返すことができないときは、守備のスピードがあまり速くないため、相手にピッチ上でスペースを与えざるを得なかった。時折、ボールを奪い返すことはできたが、(全体的に)ボールを保持するのがうまくいかなかった」と持論を展開した。

 16強敗退となった今大会については「今回はいくつかシステムを試してみたが、何かを変えなければならないという考えが残った。我々は厳しいグループを突破したのだから周囲の人々が言うほどひどい結果ではないだろう」とコメント。「敗戦の責任は全て私にあるので、決して選手のせいではない」と話した。

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