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自民・茂木幹事長 岸田首相の電気・ガス代補助政策「準備にどれくらいの時間…もっと緊密に調整、連絡を」

スポニチアネックス 2024年6月30日 8時58分

 自民党の茂木敏充幹事長(68)が30日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。岸田文雄首相(66)が打ち出した電気・ガス料金補助の期間限定再開について言及した。

 岸田首相は21日に官邸で記者会見を開き、物価高対策として、5月使用分を最後に終了した電気・ガス料金の負担軽減策を「8月からの3カ月間行う」と述べ、補助を再開する方針を明らかにした。

 ガソリンや灯油など燃油価格の抑制策は年内に限り継続する。今年秋に経済対策の策定を目指すとした上で、年金世帯や低所得者を対象に給付金を支給することを検討する考えも示した。標準世帯で電気代は月約1400円、ガス代は月約450円の減額になる方向。

 茂木氏は「酷暑対策ということでいえば、なぜ7月から始めないのか、こういう声があると思うんですけれども、7月が対象外になったのは、800社に上る電気、ガスの購入事業の(補助)再開の手続きに1カ月程度かかるということで間に合わなかったということだと思うんですけど、こういったことを含めて、例えば、これは準備にどれくらいの時間がかかるかということについて官邸と関係省庁でもっと緊密に調整、連絡をするということがこれから必要になってくると思いますね」と指摘。フジテレビ解説委員の松山俊行氏が「政策を出すとすれば、官邸がもう少し前からこれを練って出すべきだったとお考えですか?」とツッコんで聞くと、「1カ月かかるんですからそういうことですね」とうなずいていた。

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