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自民・茂木幹事長 総裁選出馬は…今回も明言せず、再び「夏の間によく考えたいと思っています」

スポニチアネックス 2024年6月30日 10時12分

 自民党の茂木敏充幹事長(68)が30日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。9月の自民党総裁選出馬について、現在の自身の考えを話した。

 総裁選出馬を巡っては、岸田文雄首相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安全保障担当相、小林鷹之前経済安全保障担当相、茂木氏らの名前が上がっている。

 

 裏金事件を受けて党が各地で開いた政治刷新車座対話では、地方議員らから岸田首相への退陣要求や責任論が続出している。2021年の前回総裁選は、岸田首相と河野氏、高市氏、野田聖子元総務相が争い、岸田首相が河野氏との決選投票を経て当選した。

 これまでにテレビ番組で「夏の間によくいろいろ考えたいと思っている」と答えている茂木氏は、この日の番組でも、総裁選出馬について問われ、再度「夏の間によく考えたいと思っています」と話した。梅津弥英子アナウンサーが「あっ、そうですか…あの、はっきりとお答えと冒頭では(発言が)ありましたけれども。要するに、意欲はおありになる?総理になったらやりたい仕事はある?」と前向きな発言を引き出そうとしたが、「総理になってやりたい仕事はあるのは間違いありません。そこの中に例えばライドシェアであったり、副業、シェアリングエコノミー、それだけじゃないです。おそらく社会保障制度も抜本的に変えないといけないと思うんですけど、これは総理じゃないとできない。そんなふうに思っています」と答えるのにとどめた。

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏の「これはもう意欲ですね?」、梅津アナの「(意欲ということで)いいんですか?」にも、茂木氏は「いやいやいや」と横に首を振り、「今、党も大変厳しい状況にあります。幹事長という立場ですから、党の結束力を高めていくということに腐心しないといけない。今1人で勝手に“自分はこうする”ということで行動するよりも党全体をまとめていくということを幹事長としては考えないといけない。一方で将来のことについては、やりたいことをやっていきたい」と話していた。

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