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安住紳一郎アナ「今、泣くのを我慢しています」45年前の1日の出来事、加藤先生の娘さんからのメールに

スポニチアネックス 2024年6月30日 13時30分

 TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が30日、パーソナリティーを務めている同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演。涙をこらえながらメールを読み上げる場面があった。

 フリートーク中に「実はうれしい出来事がありました。この番組がきっかけということで、ぜひ皆さんにも知ってもらいたいと思います」と切り出し、約2カ月前の放送について語り始めた。

 4月28日放送では、北日本の暑さの話題から、自身の幼少時の話に突入、小学校入学前に現在はない鉄道・池北線(ちほくせん)に姉の早智子さんと乗って帯広の祖母の家に行った際、車中で北海道家庭学校の加藤先生にお世話になったことを詳細に語った。

 

 この加藤先生の娘だという女性からメールが届いたと言い、「うれしいですね。私は今、泣くのを我慢しています。これを読んだ時は涙が止まりませんでした」と告白。「9年前に先生は亡くなったということなんですけど、先生も私のことをちゃんと覚えていて、テレビで私のことをご覧になっていたって。遠軽に向けて手を合わせました」と45年前の1日に思いをはせた。

 「当時、5歳なんですけど、知らない大人とか年上の少年を相手に大興奮したみたいで、特に家庭学校の生徒の皆さんということで自分の生活を律した生活をしているということもあり、またそれを指導している立派な先生ということもあって、私はものすごく刺激を受けたんだと思うんですよね。5歳のたった1日の出来事なんですけど、いまだにしっかり覚えていて、自分のアウトラインというかベースみたいなのがこの日にできたんじゃないかねと勝手に思っています」としみじみ。

 そして、「私の昔の記憶がしっかり残っているのが病的にヤバいっていう指摘も受けている」と笑いつつ、幽霊がいるかいないか、コンニャクが好きか嫌いかの話、また、つくり話をして場がしらけた空気になったことを覚えていると話した。その後、家庭学校からクリスマスプレゼントや年賀状が届いたことも明かし、「やっぱり家庭学校の先生だということもあるんだろうと思うんですが、とにかく縁ある人に愛情を持って接する、家族のように、という理想を実践されていたんだと思うんです。おかげで2つ上の姉も私もその後、無事に生活することができました」と感謝した。

 また、このほかに、当時、北海道家庭学校に生徒として通っていた男性の妻から届いた「夫も当時のことを思い出しながら放送を聴いていました」というメールも紹介し、北海道家庭学校の成り立ちや特徴などについても語った。

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