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大盛況「由伸教室」 早大・印出主将「説得力がある」 侍ジャパン大学代表合宿第2日

スポニチアネックス 2024年6月30日 16時2分

 ◇侍ジャパン大学日本代表合宿 第2日(2024年6月30日 バッティングパレス相石スタジアムひらつか)

 第43回プラハベースボールウイーク(7月6~9日)と第31回ハーレムベースボールウイーク(同12~19日)に出場する侍ジャパン大学日本代表合宿第2日が行われた。この日から慶大OBの高橋由伸元巨人監督(49)が臨時コーチとして参加。メンバーの早大・印出太一捕手(4年=中京大中京)、同・吉納翼外野手(東邦)、今秋ドラフト上位候補の青学大・西川史礁外野手(4年・龍谷大平安)らに打撃理論を指導した。

 「由伸コーチ」が将来の球界を担う大学生たちに手取り足取り指導した。午前中のフリー打撃。吉納、西川、国学院大・柳舘らがケージ裏に陣取る高橋コーチの教えに次々と耳を傾けた。午後の特打を終えると、最後は高橋コーチが「手本」となってのティー打撃を敢行。内角球のさばき方や、最高の形で捉えてのライナー性の打球を披露した。

 高橋氏は今年1月、プロ経験者が国内の高校、大学の指導者になるために必要な「学生野球資格」を回復。さらに侍ジャパン代表監督を慶大の先輩に当たる堀井哲也監督が務めていた縁で今回のコーチ指導が実現した。初の大学生指導を終えた高橋コーチは「彼らが今後の野球界を背負っていく世代の選手と思いますし、次のステージに行くためにこういうことをやっていきたい」と濃密な3時間を振り返った。

 代表チーム主将の印出は「“速い球になればなるほど上半身の力を抜いて下半身でうつべき”との言葉が印象的でした。分かってはいたけどプロであれだけのキャリアを残した人の言葉だけに説得力があります」と感嘆した様子。幼少時か大ファンであり、尊敬する野球人でもあったと告白した〓納も「ボールを運ぶ感覚と、右手の使い方が勉強になりました。ボクと大きく変わらない体型なのに、あれだけ実績を残せたことも、自分の自信になりました」と興奮気味に語った。

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