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楽天 自力優勝消滅危機の一戦で意地の逆転勝ち 連敗4でストップ 先発・藤井7回途中1失点

スポニチアネックス 2024年6月30日 17時21分

 ◇パ・リーグ 楽天2ー1西武(2024年6月30日 楽天モバイル)

 楽天は30日、楽天モバイルで西武と対戦し2ー1で競り勝ち。負ければソフトバンクの結果次第で自力優勝の可能性が消滅する一戦で意地を見せた。先発の藤井聖投手(27)は勝ち負けはつかなかったが、6回2/3を投げ1失点と力投した。

 打線は1点を追う3回に1死二、三塁とチャンスをつくると、辰己が西武先発投手・ボーの135キロスライダーをきっちりとフェンス際に運ぶ中犠飛を放ち同点に追いつく。

 5回には安打と四球で1死一、二塁と得点圏に走者を進めたが、村林は遊ゴロ併殺打に倒れ追加点を奪えず。6回も2死一、二塁でフランコが右飛に倒れるなど、チャンスであと一本が出ない。すると7回1死一、三塁で村林遊ゴロの間に走者が還り、勝ち越しに成功した。

 6連勝中と波に乗る先発投手の藤井は2回に1点を失ったが、その後は粘りのピッチングを見せたが、7回に2死からストレートの四球を与えると児玉に左中間三塁打を浴び、続く外崎にも四球を与えたところで降板した。自己最多111球を投げ6回2/3を1失点と力投したが、リーグトップの有原に並ぶ7勝目はお預けとなった。

 藤井の後を受けた救援陣は無失点で逃げ切り。チームは負ければ自力優勝消滅の危機だったが、連敗を4で止めた。

 ▼渡辺翔 とにかくゼロで帰ってこられるようにとの気持ちで投げた。連敗中だったので、とにかく勝ちたいという気持ちだった。状態は少しずつ上がってきている。

 ▼酒居 (リーグ2位の20ホールド目)まだまだ通過点だと思って頑張ります。苦しいところにいますが精いっぱい頑張ります。

 ▼則本 先発が頑張ってたんで、救援陣もみんないいピッチングしてましたし、守備でもいいプレーが出たんで、みんなで勝つぞという気持ちだった。交流戦終わってから勝ち切れない試合が多かったですが、ここからまた勝てるように頑張りたい。

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