イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンとエバートン、ブライトンの3クラブが、日本代表DF菅原由勢（24＝オランダ1部AZアルクマール）の獲得を目指していると、英紙サンデー・ミラーが30日に伝えた。
交渉を優位に進めているのはサウサンプトンで菅原との契約に関して楽観的に考えているという。ただサウサンプトンだけでなく、エバートン、ブライトンも菅原の獲得を目指しているようだ。
所属先のAZアルクマールに関しては、今月21日に菅原の後釜として日本代表DF毎熊晟矢（26）をJ1セレッソ大阪から獲得しており菅原の退団に備えている。
エバートンのクラブ情報サイトのグディソン・ニュースは30日付で「菅原とクラブの契約期間は残り1年。彼は安価の移籍金で獲得できそうだ」と契約状況を伝えながら、「24歳の菅原はタックルで相手に勝つことに関してはそれほど強くないが、ボール保持時は積極的にプレーする。セットプレーやクロスボールの能力は、エバートンのショーン・ダイチ監督にとって右SBの危険なオプションになり、有用な武器となる」と評価した。