元「プラス・マイナス」で、現在はピン芸人として活躍する兼光タカシ（45）が30日に更新されたYouTube「スーパーマラドーナ劇場」にゲスト出演。近況などを語った。
「プラス・マイナス」は昨年5月に上方漫才大賞を受賞。ただ、今年2月に元相方・岩橋良昌が度重なるX（旧ツイッター）での不適切投稿で、吉本興業との契約が解除され、コンビも電撃解散に至った。
兼光はその後、得意の物真似などを生かしたピン芸人として再出発。現在、持ちネタは2本で、同じ舞台に出る芸人の顔ぶれによって、物真似のレパートリーを変えるなど、多芸を生かしてテレビ、劇場などで出番を増やしている。
「スーパーマラドーナ」の武智から「今、楽しいですか?」と聞かれ、兼光は少しためた後、「メチャメチャ楽しいです」と満面の笑み。田中一彦から少し太ったことをいじられると、「解散して、幸せ太りです」と2人を笑わせた。そして真面目な表情に戻り、「まあ、気は楽ですよね。彼（岩橋）がどうとかは抜きにして。一人だと気は楽ですよね。いいも、悪いも全部一人なんで」と続けた。
ちなみに、解散後も、元相方とは一度も会っていないという。田中から「今やったら（岩橋に）会える? まだ会いたくない」と聞かれた時には、一点を見つめて、しばし沈黙。空気を察した田中が「聞いたらあかんかった?」と助け船を出すと、兼光は笑い出して、悩んでいる「フリ」だったことが判明。「いや、もう別に、話すことないじゃないですか」と、すでに気持ちの整理がついていることを認めた。