◇明治安田生命J1リーグ 第21節 C大阪2ー1名古屋(2024年6月30日 ヨドコウ桜スタジアム)
C大阪が後半戦スタートから2連勝。FWレオ・セアラとルーカス・フェルナンデスの初のアベック弾が生まれ、7戦連続負けなしとなった。
7月3日にパリ五輪メンバー発表を控えるU―23日本代表DF西尾隆矢も5試合連続のフル出場で高いパフォーマンスを見せた。永井謙佑、パトリックら名古屋が誇る強力FW陣を封じただけでなく、効果的な縦パスなどでビルドアップでも存在感を発揮。
「前にいいボールを供給できて、なおかつ守れるというCBが時代的にも求められますし、だからこそビルドアップのところを去年、おととしからずっと課題に置いていた。だからこそ試合に出させてもらっている中で、トライすることを心がけている」と胸を張った。
この日は1歳の愛娘を抱いてピッチへ入場。「自分へ常にパワーを与えてくれる存在」と後押しも受けて、連勝に貢献した。
「セレッソでこうやって試合に出させてもらっている中でいろんな経験、成長をさせてもらっている。やるだけのことはやっていますし、だからこそ成長した姿を代表で、セレッソファンの皆さんとか、応援してくれる人のためにも活躍している姿を見せたい気持ちがすごいある。あとは本当に願うだけかなと思います」
人事は尽くした。あとは天命を待つのみだ。