プロボクシングWBO世界バンタム級王者の武居由樹(27=大橋)が30日、都内のホテルで行われた祝勝会に出席した。
武居は今年5月に東京ドームで開催された34年ぶりのボクシング興行で王者ジェーソン・モロニーに12回判定勝ち。史上初のK―1とボクシングでの世界王者となった。
祝勝会には所属ジムの大橋秀行会長と武居の担当トレーナーで元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナーも参加。足立区応援団300人の前で次戦での必勝を宣言した。
武居が主戦場とするバンタム級の主要4団体は現在、日本人が王座を独占。WBA王座は同門の井上拓真(28)が保持し、先日都内で取材に応じた井上拓はWBC同級王者の中谷潤人(26=M・T)との統一戦にも意欲を見せるなど、バンタム級戦線は群雄割拠の様相を呈している。