6月30日付でテレビ東京を退社した須黒清華アナウンサー（39）が1日、芸能事務所「ベルキッスコーポレーション」に所属することを同事務所が公式ホームページで正式発表した。
「元テレビ東京のアナウンサー 須黒清華が株式会社ベルキッスコーポレーションに所属することになりました」と報告。須黒アナ本人の「この度、フリーアナウンサーとして新たな一歩を踏み出すことにしました。多くの方とご縁が繋がっていくことを楽しみに、等身大の自分で様々なことにチャレンジしていこうと思います。よろしくお願い致します」というコメントも掲載した。
須黒アナは、自身のインスタグラムでも「本日7月1日から、『ベルキッスコーポレーション』でお世話になることにしました」と報告。「『いまからサイエンス』でご一緒している加藤浩次さんに退職をご報告した際、「事務所どうするの？」と聞いてくださったことがきっかけです」といい「加藤さんやマネージャーさんの温かい雰囲気をいつも感じていたので、この事務所の一員になれることをとても嬉しく思っています。アナウンサーとしての仕事をはじめ、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいと思います。オフィシャルサイトも開設しましたので、ご覧頂けると嬉しいです」と伝えた。
須黒アナはテレ東の看板番組「出没！アド街ック天国」「ワールドビジネスサテライト」などで活躍。フリーとして新天地となるのは、「極楽とんぼ」加藤浩次（55）、経済アナリスト・森永卓郎氏（66）らが業務提携し、料理研究家、経営コンサルタントら文化人を中心に十数人が名を連ねる少数精鋭の事務所。アナウンサーの所属は初めてだ。
スポニチアネックスの取材に応じた須黒アナによると、所属のきっかけは加藤だった。BSテレ東の情報番組「いまからサイエンス」で共演。「家庭を大切にしつつ、アナウンサーとしての仕事を続けながら、新しいことを学んでいきたい」と新たな挑戦を報告すると、加藤に「事務所どうするの？」と声を掛けられた。これを受け、事務所側に相談したところ、所属が決まり、加藤から「好きなことをやっていけばいいから！楽しんだ方がいいよ！」とエールを送られたという。
須黒アナは「局アナとしてはこれまで、究極のユーティリティーを目指してきました」と多方面で実績を残した局アナ生活を振り返った後で「これからも、何か困った時にいろいろなところで思い出してもらえる存在でいたい。経済番組をはじめ、バラエティーや情報番組もチャレンジしたいと思っています」と抱負を話している。
◇須黒 清華（すぐろ・さやか）1984年（昭59）10月9日生まれ、東京都出身の39歳。早大政治経済学部卒業後、07年にテレ東へ入社。報道、バラエティーのほか、「neo sports」「ウイニング競馬」などスポーツ番組も担当。20年8月に一般男性との結婚を発表し、21年1月に第1子となる男児出産を報告した。趣味はミュージカル鑑賞。特技はお酒のおつまみを作ること。