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【バレー男子】大塚は決勝でチーム4位の9得点 大会での経験でパリ五輪に「自信を持って臨める」

スポニチアネックス 2024年7月1日 7時36分

 ◇バレーボール ネーションズリーグ決勝 日本1-3フランス(2024年6月30日 ポーランド・ウッジ)

 バレーボールのネーションズリーグ(NL)男子決勝が30日(日本時間7月1日)、ポーランド・ウッジで行われ、世界ランク2位の日本は、東京五輪優勝国でパリ五輪開催国でもある同5位のフランスと対戦し、セットカウント1―3(23―25、25―18、23―25、23―25)で敗れた。主要国際大会では47年ぶりのの2位となった

 決勝では第4セットの中盤にバックアタックとレフトからのクロスで連続得点を挙げるなど、この試合ではチームで4番目の9得点を挙げた大塚達宣(23=大阪ブルテオン)は「2点差のセットばかりだったので、負けてしまって悔しさの方が大きいですけど、ここで経験したことは絶対に次の五輪にもつながると思うので、次の五輪に向けてまた調整してやっていきたい」と前を向いた。

 石川や西田らが台頭する中でも存在感を発揮し、手応えもあったようで「個人としては(大会に)フルで出場できた経験はすごく大きいと思ってますし、昨年3位で銅メダルでしたけど、今年の銀の方が自分の手で取ったメダルという実感がある」と冷静に自己分析。

 今後に向けても「自分個人としても戦えて自信になった部分は大きい。自信を持って五輪に臨めると思うので、そういう意味で本当に大きな大会だったなとすごく思っています。この1カ月近い調整期間でチームとしても個人としてもいいパフォーマンスを出せるようにやっていきたいと思います」と次なる飛躍へと目を向けていた。

 日本は6月22日の1次リーグ・フリピン大会でフランスと対戦し、セットカウント0-2と追い込まれながら、そこから3セットを連取する大逆転勝利を挙げていたが、その再現はならず。

 主要国際大会で日本が決勝に進出するのは72年ミュンヘン五輪以来52年ぶり。金メダルを獲得すればその時以来となるところだったが、その願いはかなわなかった。

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