Infoseek 楽天

大谷翔平 前日「ナメンナヨ!」と発した米古参記者に報復?“いたずらモード”発動しニヤリ

スポニチアネックス 2024年7月1日 8時57分

 ◇ナ・リーグ ドジャース4―10ジャイアンツ(2024年6月30日 サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が30日(日本時間7月1日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。2三振を含む5打数無安打に倒れ、連続試合安打が4で止まった。6月最終戦は快音なしに終わったが、6月は12本塁打、24打点をマークし、日本選手最多通算5度目の月間MVP受賞が有力な情勢だ。チームは4―10と今季3度目の2桁失点で完敗した。

 この日はメジャー初先発のジャイアンツの右腕ビブンズに封じ込まれた。初回は一ゴロに打ち取られると、第2、3打席は連続三振。8回は前日に続く、2戦連発、日本選手初のスプラッシュヒットが期待されたが、この日は3番手ループにチェンジアップでタイミングを外されて右飛に倒れた。

 チームは9回に打線がつながって2点を返し、なおも2死二塁で大谷に第5打席が回ったが、下手投げ右腕のテイラー・ロジャースの前にこの日3個目の空振り三振。今季4度目の1試合3三振を喫し、最後の打者となった。

 チームは先発パクストンが4回12安打9失点と炎上。打線はテイラーがソロ本塁打を含む2打点を気を吐いたが、序盤の失点が重くのしかかった。

 試合後、大谷はクラブハウスのロッカーでタブレットで動画を確認。この日の打撃映像かは定かではないが、真剣な表情でタブレットを見入った。その後は地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」の取材歴22年の古参記者ビル・プランケット氏にすれ違いざまにわざとぶつかり、プランケット氏が日本語で「スミマセン!スミマセン!」と謝ると、にやりと笑った。

 前日はプランケット氏から「ハヤク!モットハヤク!」と得意の日本語で着替えを急かされると大谷は「あ!?」と笑って対応。同記者が冗談交じりに「ナメンナヨ!」とさらに日本語でたたみかけると、大谷は「Bad word.(悪い言葉だ)」と一蹴するやりとりがあった。

 大谷は前日の3回には右腕ハワードのスライダーを捉え、中越えに26号ソロ。ナ・リーグ本塁打王争いで2位のオズナ(ブレーブス)に5本差をつけ、メジャー通算500打点にもあと1、通算200本塁打はあと3に迫っていた。

この記事の関連ニュース