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西岡剛氏「大谷ってヤバいと思った」甲子園球場での“高卒1年目対決”「動けなかった」衝撃の打球速度

スポニチアネックス 2024年7月1日 16時26分

 ロッテ、ツインズ、阪神で活躍し、九州アジアリーグ・北九州下関フェニックスの監督を務める西岡剛氏(39)がABEMA野球公式YouTubeチャンネルで公開された「MLB's on FLEEK」に登場。打者の新評価基準「打球速度」について解説し、ドジャース・大谷翔平投手(29)の凄さを語った。

 年俸に大きく影響する「MLBの新しい評価基準」がテーマ。西岡はツインズ時代に感じた日米の評価の違いについて、「日本では打率にフォーカスされるけど、メジャーは出塁率。フォアボールもあって」と振り返った。

 「打球速度」について、MLBジャーナリストのAKI猪瀬は、今季、大谷の打球が一二塁間を抜けて右翼フェンスに到達し二塁打になった“弾丸ゴロ”の例を挙げて解説。このときの打球速度は時速183キロ。打球速度が速いと長打の確率が高くなることから、米球団の評価基準になっているという。

 ツインズ時代に印象に残った打球、選手を問われた西岡氏はプホルス(カージナルス)の名前をを挙げ、「ショート守ってるときは怖かった。本当にビビったっす」。そして、「一番速い打球を見たのは、実は甲子園球場」と衝撃の事実を告白した。

 「ピッチャー、新人・藤浪晋太郎、バッター、交流戦で大谷翔平。高卒1年目同士の戦いがあったんです。僕はセカンド守ってて、(一塁側の)1メートル横に弾丸ライナーでピューンって抜けていったんですよ。動けなかったですね。その打球見たときに大谷ってヤバいと思った」。当時から大谷の打球速度は群を抜いていたことを明かし、「測ってないけど、僕の目視的には打球速度201キロくらい。あんとき測ったら絶対」と笑わせた。

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