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往年の大洋を支えたWエースが「天才」と口を揃えた男 斉藤明雄氏「練習の虫でしたね」

スポニチアネックス 2024年7月1日 19時33分

 1980年代から90年代にかけて大洋ホエールズ(現DeNA)のエースとして君臨した斉藤明雄氏(69)と遠藤一彦氏(69)が1日に更新されたYouTube「ダグアウト!!!」にゲスト出演。チームの後輩にあたる打者を揃って絶賛する場面があった。

 通算128勝133セーブと先発&リリーフとして活躍した斉藤氏と、最多勝、沢村賞、ベストナインなど数多くのタイトルを獲得した通算134勝右腕の遠藤氏が並ぶファン垂涎の顔合わせ。「大洋の〇〇No.1」というトークテーマで、「大エース」にカミソリシュートを武器にした通算201勝の平松政次氏の名前を挙げた2人は、「天才」を問われて、迷わず石井琢朗チーフ打撃兼走塁兼一塁ベースコーチと声を揃えた。

 石井コーチは1988年にドラフト外でプロ入り。投手として1年目に1勝を挙げたものの、4年目に打者転向。そこから通算2432安打を放つ大打者に成長した。

 斉藤氏は「野球に取り組む姿勢が全く(違う)。投手から野手になった時の練習の仕方といったら、今の若い選手にはついていけないんじゃないかというくらいの練習の虫でしたね」と、野球への向き合い方を評価する。一方の遠藤氏はフィールディングを通じて見た野球センスの高さを絶賛。「琢朗の場合、グラブさばきが違う。投手がグラブを出して捕っているんじゃなくて、(グラブが)野手の使い方なんですね。そういう面でセンスを感じました」

 レジェンドが認める男は、1998年の日本一にも、リードオフマンとして貢献した。

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