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【コスプレ図鑑】儚さと透明感の極み…鮭田いくら『Fate』カレン・オルテンシア 極限のシルエットが生んだ2.5次元の奇跡

スポニチアネックス 2024年7月2日 11時1分

 コスプレイヤー鮭田いくらさんが、人気シリーズ作『Fate/hollow ataraxia』のキャラクター、カレン・オルテンシアに扮したコスプレ写真をSNSに公開した。

 闇の中、一筋の光が差し込む部屋。床に膝をつく銀髪金眼の修道女の名はカレン・オルテンシア。黒い戦闘服が体にぴたりとフィットし、赤い聖骸布はまるで血のような鮮やかさを放つ。静寂の中でどこか遠くを見つめる彼女のまなざし。そこに映るのは天使か悪魔か…。

 カレン・オルテンシアの特徴を見事に表現したこの作品は、鮭田いくらさんが被写体となり、さざびい氏(@SazabyK)によって撮影された。公開されるや否や、「朝から素晴らしいものをありがとうございます」「本日もエレガントでカッコ良くて素敵です」といった称賛のコメントが続々と寄せられている。

 鮭田いくらさんは、カレンの特徴を捉えつつ、2.5次元のリアリティを追求したという。そのこだわりポイントについて語った。

 「キャラが現世に生きているかのような雰囲気を出すために、2.5次元を目指しています。カレン・オルテンシアのアルビノという特殊体質や儚げな感じを表現するため、透明感を出すことを心がけました。メイクは自分の肌色に合わせつつ、透き通る感じを下地やハイライトでコントロールしました。ウィッグも真っ白すぎない、影がシルバーに見えるものを選び、ナチュラルなふんわりとした髪質に見えるよう手ぐしでセットしています。

 衣装はシルエットにこだわり、体にフィットするよう極限までタイトに制作しました。そのため、体型維持も重要です。レオタードが見えすぎると過激になるため、上品に見える丈感や見え方にこだわりました。

 華奢なカレンを想定して撮影の日は食事を取らず、シルエットを崩さないようにしています。

 わたしの想う大好きなカレンになれるよう、撮影にはいつもその場面を思い返し、気持ちを高めています。想いが同じカメラマン様に撮影していただいたこともあり、非常にお気に入りの一枚です」

 現世にカレンが召喚されたかのような圧巻のクオリティーに仕上がった今回の作品。鮭田さんとさざびい氏の妥協を許さないアプローチは見る者の心を強く揺さぶる。キャラクターの魂を具現化するその姿勢にこれからも目が離せない。

(コスプレ図鑑取材班)

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