◇練習試合 侍ジャパンU23代表候補6―2侍ジャパン大学代表(2024年7月2日 平塚)
6日からチェコで行われる「プラハ・ベースボールウイーク」などを戦う侍ジャパン大学代表の直前合宿4日目は2日、神奈川県平塚市で行われ、侍ジャパンの井端監督が激励に訪れた。
U23代表候補との練習試合前に“注目選手”として名を挙げたのが、近大・勝田成内野手(3年=関大北陽)。井端監督も見守った前で早速、結果を残した。
「9番・二塁」で出場すると2回の第2打席で左前打。4回2死一、二塁からは右前適時打を放って勝負強さも発揮した。
自慢の守備でも球場を沸かせた。4回1死満塁からは二遊間を抜けそうな当たりをダイビングキャッチ。華麗なグラブトスで二塁を封殺としてみせた。
試合前練習を見守った後に取材に応じた井端監督は「凄く野球を分かっているなという風に思いますしね、自分の好きなタイプの選手だと思いますね。やっぱりうまいなと、野球も知っているなと、粘っこさもありますし」と印象を語っていた。1メートル63と代表選手の中では最小兵の勝田が、二塁定着へ一歩前進した。