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「関西5リーグ監督会」開催 アマ球界発展へ向けて結束 大学、社会人の垣根を越えて連携強化

スポニチアネックス 2024年7月2日 15時37分

 大学野球の「関西5リーグ監督会」が1日、大阪市内のホテルで開催された。32大学の監督が参加した同会には関東、関西の一部社会人チームの監督も出席した。

 初の2大大会出場を目指すJPアセット証券(東京)、既に25年からの活動再開が決定している日産自動車(神奈川)の2社に加えて昨年12月に発足したサムティ(兵庫県)、今年春に発足したマルハン北日本カンパニー(宮城)の新規チームが参加した。

 現役時代はオリックス、横浜(現DeNA)で活躍したサムティの小川博文監督は壇上で企業チームとして人材の育成に力を注ぐ決意を示した。「若い人たちの力は世の中に絶対必要です。我々も夢の実現へ向けて情熱を持って選手とともに汗を流したいと思います。いいチーム作り、そのためには選手の育成、そして人間形成を第一に取り組んでいきたいと思います」。兵庫県三木市に活動拠点を置き、25年から本格的に活動を開始する予定だ。

 また、同じく現役時代はヤクルト、楽天で投手として活躍したマルハン北日本カンパニーの館山昌平監督は「輝ける場所の提供」を目標に掲げた。「弊社の企業理念が“人生にヨロコビを”であります。その実現へ向けて(新しい)選手だけでなく、セカンドキャリアとしても輝ける場所になればと思います。それを選手とともに体現したいと思います」。既に入部選手のセレクションを2度実施しており、25年には入部メンバーを正式発表し、活動を開始する予定だ。

 社会人、大学の垣根を越えてアマチュア球界の発展へ向けて協力することを確認した。

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