阪神・才木浩人投手(25)が、オールスターファン投票の先発投手部門で1位を獲得し、自身初の球宴初出場を決めた。右腕は06年の球宴で見せた藤川球児ばりの火の玉ストレート再現を誓った。
以下は才木の一問一答
―初の球宴選出
「ファン投票で選んでいただいたので、すごくありがたい気持ちです」
―2位と20万票以上の差
「そういう形でファンの皆さんが選んでいただいて、すごくありがたいし、ファンの方が喜んでくれるようなパフォーマンスをオールスターでできればいいと思います」
―両リーグトップの8勝。充実感ある中で
「分からないですけど、1位という形で選んでいただいたのですごくありがたいです」
―オールスターはどんな舞台
「本当にファンの方々に喜んでもらえるような三振とかホームランとかの勝負ができる場所だと思いますし、選手側からしたらすごい楽しんでプレーできる場所というか、シーズンとはちょっと違うところなので、そういう姿をファンの方に見てもらえたらと」
―どんな投球を
「最初はカーブばっかり投げようかなとも思ったんですけど、さすがに違うなと思って(笑い)思い切りまっすぐ勝負でいきたいと思います」
―誰と対戦したい
「対戦したい選手といえば、ソフトバンクの近藤さんとか。対戦してホームランを打たれているので、やり返したい気持ちがある。対戦できたらうれしい」
―どんな形で
「まっすぐを打たれているので、もうまっすぐでやり返したいです」
―いろいろな話もできる。どの選手と
「あまり知り合いの方がいないんですけど、巨人の岡本さんとかちょっとしゃべってみたい」
―どんな話を
「どんな話とかはないですけど、なんか楽しそうなので」
―ファンへ
「ファン投票1位という形で選んでいただいて、ありがとうございます。オールスターで、ファンの皆さんに喜んでもらえるような、一段と盛り上がってもられるようなプレーを見せられたらいいと思う。応援よろしくお願いします」
―投票の経緯は見ていた
「全然見ていないですね。周りから何か言われたりはしましたけど」
―ファンからの評価はどう思う
「すごくシンプルにありがたいと思うし、そうやって注目して見てもらえていたんだなと、うれしいことなので、普通にありがたい。」
―狙うのは三振
「そうですね。まっすぐ勝負できたらと思っているので、三振を取りたいですし、打たれるなら本塁打くらいの気持ちで。そういう勝負ができたら」
―トミー・ジョン手術のころは球宴をどう見ていた
「当時はあまりオールスターに対しては別に何もなかったですけど。そもそも野球ができていなかったので。今、こうやって選んでいただいてすごくありがたいし、その時からすれば出られるとは思っていなかったので。野球に感謝するという気持ちで、もっと楽しんで投げられたらいい。シーズンとちょっと違うところなので、楽しんで投げているとことというか、抑えても打たれても、楽しんでもらえる姿をファンに見ていただければうれしい」
―球宴で覚えているシーン
「ベタですけど球児さんの申告まっすぐ。カブレラの三振取ったシーンはすごく印象に残っています」
―それくらい全部直球の気持ちで
「そうですね。初球カーブでいこうかな。いかないけど(笑い)長所がまっすぐなので、まっすぐでいけたらいいかな」
―予告するくらい
「それはしないですけど(笑い)本当に明らかに誰が見てもまっすぐじゃない? くらいの感じでまっすぐでいけたらいいけど。どっかでカーブ投げるかもしれません(笑い)」
―4年前、今の姿は
「想像していないですね、さすがに。別にオールスターを目標にしていたわけじゃないんですけど、ケガが明けて去年今年としっかり投げられているので、そういう積み重ねで今があると思う。野球ができることにしっかり感謝して投げられればいいかなと」
―巨人岡本と親交は
「本当に何もないです(笑い)別に野球の話はしようと思っていないです。普通にただダルがらみしようかなと(笑い)。全然、何もないです」
―セ・リーグを背負うというオールスターではない感じ。それより楽しむ
「そうですね…え、そんな感じですか(笑い)。背負うものなくないですか? 普通に楽しんでやれたらいいと思います。気持ちは、たぶん打たれてもヘラヘラしていると思います。へへ~とか言って。普通に楽しんでできたらと思います」
―ヒーローインタビューもファンは楽しみに
「別に意識しているわけじゃないけど、そういうインタビューみたいなのがあれば、ちょっと直感で、反射でいっちゃうかもしれない。そのときはそのときで」