「マイナビオールスターゲーム2024」(7月23日=エスコンフィールド、同24日=神宮)のファン投票最終結果が2日に発表され、阪神からは才木浩人投手(25)、岩崎優投手(33)、近本光司外野手(29)の3人が選出された。
近本はコロナ下で開催中止となった20年を除き、ルーキーイヤーの19年から5年連続の選出(23年は故障で辞退)となった。以下、近本と一問一答。
――選出の気持ち
「今年もたくさんの票をいただくことができてうれしく思っています。オールスターの舞台で、プレーで楽しませられるように頑張りたい」
――昨年は故障で出られなかった
「気持ちは変わらないとは思うんですけど、去年出られなかったのもあって、今年も楽しくオールスターができたらいい」
――オールスターとはどんな場所
「1年目とかプロに入るまではすごいところだなと思っていたんですけど、2回目、3回目と経験してすごい刺激がある場所だなと感じています」
――印象的なプレー、場面
「1年目の甲子園での試合ですかね。いろんな人の思いというか、いろんな人のおかげで記録(サイクル安打)もつくることができたので。それはオールスターならでは。それがあったからその後のレギュラーシーズンだったり、2回目、3回目もそうですけど、オールスター明けてからの試合は何か変わるレギュラーシーズンだったのは覚えている。何か変わる、いい刺激のあるオールスターになればなと思います」
――どんな姿を
「昨年ケガで出られなかった。今年はしっかりその舞台に立って楽しくプレーできたらいい」
――対戦したい相手
「山崎福也さん。交流戦でもやりましたけど、しっかり初球から打っていきたい」
――結果は
「考えときます」
――話したいこと
「筒香さん。1年目にいろいろ話させてもらった。日本球界に復帰されて、ちゃんと話す場面がなかったので時間があれば話ができれば」
――ファンへ
「たくさんの票を入れていただきありがとうございます」
――あらためて選出について
「試合は独特の雰囲気があって、すごいことを求められている球場の雰囲気は好きじゃないんですけど、それが結果的にいい刺激になるのかなと思っているので、それも含めて楽しみになるんだろうなという感じですね」
――選ばれた誇りも見せないと
「1回目とか2回目はそういうのは思わなかったですけど、実際経験していって、ファンもそれを求めているだろうし、選手もそれを求めているんだろうな、と気づいてから、それをしないといけないのかなというのは結構つらいですね。でもそれがいい刺激にはなっていると思っているので、それを楽しめるように」
――シーズンでがんじがらめの気持ちが解放される
「別にがんじがらめになっているつもりはないですけど(笑い)。でもまた違うプレッシャーだったりはあるので、何もない状態でやるよりはそっちの方が楽しめるかなと思うので」
――オールスター後に状態が良くなると
「(前後を)比べたときに、オールスターに出ないで休みをもらってやるよりは、そういいう負荷をかけてそういう刺激を受けた方がリフレッシュになるのかな。(全セという)違うチームでやるのはストレスにはなるんですけど、それが逆にリフレッシュだったりになるのかなと思って期待しています」
――休む方が考え過ぎる
「休みはね、いつでも休みはあるので。連休ってなかなかないですけど、休みはいつでも休める。それと同じ休みではなく違うチームでやるという方が特別だし、また違うプレッシャーもありますけど気楽さもあるので。その中で野球ができる」
――こういう試合が(シーズン中に)入ること
「やりたいことが、より気持ちが楽な状態でやれる、でも求められているからそれをしないといけないというのはありますけど、僕の中ではすごくいい機会だなと思って毎年頑張っています」
――筒香に聞きたいこと
「前回は自分のことを聞いたので、今回はアメリカのことだったり、今考えていることだったりを聞けたらなと思います」
――刺激を受ける舞台で試したいこと
「まだそこまでは考えられていないですね。まだ1カ月近くあるので」
――どういうところから刺激を受けてきた
「まだそこははっきりしたものがなくて、でもその経験をしたというだけで、と、受け止めてますね。人から聞いたことがどうかとか、この打席で、というのはそこまでしなくていいかなと思いますけど、毎年いいオールスターで刺激をもらって、いいレギュラーシーズンになればいいなといつも思っています」