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J1首位の町田は新潟と準々決勝 抽選役のOB太田宏介氏「2冠獲ってほしい」ルヴァン杯抽選

スポニチアネックス 2024年7月2日 16時15分

 2024JリーグYBCルヴァンカップ・プライムラウンド(決勝トーナメント)の組み合わせ抽選会が2日都内で開催され、準々決勝以降の組み合わせが決まった。サブMCも務めた元札幌の小野伸二氏をはじめ、各クラブOBが抽選役を務めた。

 J1初昇格でリーグ戦首位に立つ町田は、新潟との対戦が決まった。初出場のルヴァン杯は鹿島やC大阪を破り、堂々の8強入り。町田で昨季引退し、今年からアンバサダーを務めるDFの太田宏介氏は、快進撃の要因として「黒田監督のマネジメント」を挙げた。「自分も去年の前半がそうだったけど、試合に出られない選手が多い。でもチームのために全力で練習して、悔しくてもチームを応援して勝てば喜び合える本当にいい集団。これだけ現場、クラブが同じ思いで戦えばそりゃ結果が出るよな、というのが続いている」と熱弁。クラブ初のタイトル獲得へ「まだそこまでは見ていないと思う。目の前の試合に100%を注ぎ、その先に優勝があれば」としながら、OBとして「2冠を獲ってほしい」と強く願っていた。

 8強唯一のJ2勢となる甲府は準々決勝から登場し、川崎Fと対戦する。甲府アンバサダーのハーフナー・マイク氏は「優勝した2年前の天皇杯の再現、“ミラクル甲府第2章”を期待したい」とエールを送った。リーグ戦で14位に沈む甲府はくしくもこの日、篠田善之監督の契約解除と大塚真司コーチの監督就任を発表。ハーフナー氏は「新しい風が入ってくるということで、結果もどんどん上っていければ」と好転に期待した。

 ルヴァン杯は今大会から参加チーム数が拡大され、J1~J3の全60クラブが出場。トーナメント方式の1次ラウンドとホーム&アウェー方式のプレーオフを勝ち上がった5チームと、ACL決勝トーナメントに出場していた川崎F、横浜、J2甲府が決勝トーナメントを戦う。準々決勝は9月4、8日、準決勝は10月9、13日に、ともにホーム&アウェー方式で開催される。

 なお抽選に先立ち、日時未定となっていた決勝が11月2日午後1時5分から、国立競技場で開催されることが発表された。

 ▽準々決勝 9月4、8日(右が第1戦ホーム)

 (1)広島―名古屋

 (2)札幌―横浜

 (3)甲府―川崎F

 (4)町田―新潟

 ▽準決勝 10月9、13日(右が第1戦ホーム)

 (1)の勝者―(2)の勝者

 (3)の勝者―(4)の勝者

 ▽決勝 11月2日 国立競技場

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