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鈴木みのる 小池百合子知事“参戦”都電プロレスへの批判受け思い「全力で自分のやるべきことをしたまで」

スポニチアネックス 2024年7月2日 17時17分

 プロレスラーの鈴木みのる(56)が2日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。7月7日投開票の東京都知事選に立候補している小池百合子都知事(71)が“飛び入り”して話題を呼んだ「都電プロレス」について自身の思いをつづった。

 DDTプロレスによる史上初の「都電プロレス」は6月29日に都電荒川線の貸し切り列車で行われ、鈴木は高木三四郎と対決。小池知事は公務として大会を視察し、試合にも飛び入り参戦した。鈴木を羽交い締めにした高木から呼び込まれると、「空手チョップ!」と鈴木の胸元に右手を振り下ろし満面の笑み。小池知事は荒川車庫前駅から2駅先の小台駅まで約5分間乗車し、帰り際に高木と鈴木に再び空手チョップをお見舞いし観客の「百合子」コールの中、上機嫌で降車した。

 終了後、高木はスポニチ本紙の取材に、「事前の打ち合わせはなく、その場のノリで“知事お願いします”と頼んだら快く参加してくれました。愛あるチョップでした」と振り返っていた。

 この模様は多くのメディアで取り上げられて反響を呼んだが、弁護士の紀藤正樹氏が自身のSNSに「小池都知事、大丈夫でしょうか。この選挙の時期に入れる予定ではないと思います」と投稿するなど否定的な意見が続出。小池知事は“公務ファースト”で候補者討論会の打診を断っているとされるだけに、SNSでは「パフォーマンスでごまかしている」「優先順位がおかしい」の意見もあった。

 矛先は出場したプロレスラーにも向けられ、DDTや鈴木に対しては「ガッカリした」「プロレスの政治利用」「権力者にすり寄るとは」の声も。これを受けて鈴木は6月30日にXに「オレの職業はプロレスラー。ものすごい倍率のチケットを手に入れた16人の観客たち全員が『あー楽しかったー』って思ってもらえるように全力で自分のやるべきことをしたまで」と大会への思いを投稿。「誰に、何を、何と言われようが、これがオレの仕事に対する考え方。観客全員が笑顔で電車から降りていく姿を見れたからOK」と続けた。

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