◇セ・リーグ 阪神3-0広島(2024年7月2日 マツダ)
鬼門の火曜日に首位・広島に先勝した阪神・岡田監督が途中出場の島田の貢献を高く評価した。9回1死一塁の右翼守備では菊池の打球をダイビングキャッチすると、10回には勝ち越しにつながるエンドラン成功の右前打。岡田監督は「こんな仕事しとったら先発で使う」と明言。一方で3三振の森下にはダメ出しした。以下は一問一答。
――10回はエンドランから試合が一気に動いた。
「なあ。島田がうまいことなあ。残しといてよかったよなあ」
――その前もいい守備があった。
「うん」
――エンドランはカウント1-1から。想定して。
「いやいやそら、ヒットが続けへんねんから」
――近本もいい形で続いた。
「いやいやな、その前にな、やっといい感じで打っとったからな」
――8回無死一、二塁で近本に声掛けをした。考えを整理するためにか。
「違うやん。打てやん。そんなもん。ゲッツーなってもええから、バントないから、打てやんか。ありがとうございます、言うとったわ。そういうことやろ。本人はバントと思ってるかもわからんけど、中途半端に打たすんやったら、なあ。そういうことやん」
――才木も2回のピンチを切り抜けた。
「まあなあ、それまで1点でもとったらよかったけど、火曜日なんかこういう展開なるよ。しゃあないけどな、勝ちつかなかったのは。球数多かったからな、しゃあない」
――火曜日を取ったのは大きい。
「そら大きいのは大きいよ。変な負け方した後の週はじめやから」
――6回の才木のバント処理では審判と話をしていた。
「え? だから守備妨害やんか。手でとった、左手。足はらってたわ」
――球審は違うと。
「セカンドやろ、山本じゃない。判断したって。判断する前にリクエストあるのに、何で判断できるねん、ようわからんわ、そんなの」
――島田は出たところでしっかり仕事してる。
「少ないところでって。先発でもな、やったんやから、そりゃお前こんな仕事しとったら先発で使うよ。森下の内容見てみ。いつまでもいつまでもなホームランばっかり狙ろて。そんなんお前、バッティング教える以前の問題や」