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テレ東ドラマ「夫の家庭を壊すまで」(3)対比を意識 松本の怪演と野波の気迫

スポニチアネックス 2024年7月3日 7時3分

 テレビ東京ドラマ「夫の家庭を壊すまで」(月曜後11・06)では対照的な2人の女性が描かれる。夫が15年にわたり不倫をしていたことが発覚し、幕が開ける今作。松本まりか(39)演じる主人公は人が変わったように、不倫相手の家族を追い込んでいく。

 ターゲットとなるシングルマザーは野波麻帆(44)が演じる。祖父江里奈プロデューサーは「悪い女ではあるんですが、憎めない部分もあります。それでいて主人公とは性格が正反対のタイプなんですね」と説明。主人公は元々夢見がちでかわいらしい性格。一方で不倫相手はサバサバしていて強さがある。「どちらも美しいが、かわいらしい美しさと強い美しさで違ったものになります。そこの対比を意識して描いています。視聴者も浮気相手にどこか肩入れできてしまうのではないかと思います」と今作の特徴を説明した。

 芯の強い女性を多く演じてきた野波。祖父江さんは「ぴったりなキャスティング」と配役に手応えを感じている。松本の怪演と野波の表現する気迫が、役のコントラストをより強くする。(続く)

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