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クーマン監督 36年ぶり2度目のEURO制覇へ「結果は重要だがオランダ人なら良いプレーもしなければ」

スポニチアネックス 2024年7月3日 6時27分

 ◇欧州選手権決勝トーナメント1回戦 オランダ3―0ルーマニア(2024年7月2日 ミュンヘン)

 サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会決勝トーナメント1回戦は2日、世界ランク7位オランダ(D組3位)が同ランク47位ルーマニア(E組1位)を3―0で下し、4大会ぶりの8強進出。4試合連続の先発出場となったFWコディ・ハクポ(25=リバプール)が1得点1アシストと活躍。今大会通算3得点で得点ランクトップタイに浮上した。

 クーマン監督は試合後「今日の立ち上がりは厳しかったですが、最終的には自分たちのプレーを見つけ勝利することができました。おそらく、2点目を決めるのに時間がかかりすぎたことが重要なポイントでしょう」とコメント。前半20分、ハクポの先制ゴールからなかか追加点が奪えず。途中出場で2得点したマレン(ドルトムント)が後半38分になって決めた、チーム2点目が大きかったとした。

 続けて「我々のチームには素晴らしい才能がある。もちろん、何かを勝ち取らなければならない。そうすれば人々は優勝した1988年大会と比較するだろう」と自身もオランダ代表として出場し、悲願の初優勝に貢献した西ドイツ大会以来2度目の優勝を狙いたいと言及。

 一方で「結果は常に最も重要です。しかし、我々はオランダ人ですから(同時に)良いプレーもしなければなりません。今日のパフォーマンスは全体的に素晴らしかったです。このトーナメントで勝ち続けるには、それが必要です。パフォーマンスが悪ければ、決勝に進むことはできないでしょう」と話した。

 1得点1アシストと活躍したハクポについては「彼はまたしても信じられないほど重要な存在だった。彼は体力的に強く、スピードがあり、特別な資質を持っている」と絶賛。今大会初スタメンに起用されるも前半45分のみのプレーとなったベルフワイン(アヤックス)の事には「彼は身体的に問題を抱えていたから、リスクを負いたくなかった。だからハーフタイムに交代を決断した」と明かした。

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