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【欧州選手権】トルコ 執念の逃げ切り勝ちで4大会ぶり8強進出! オーストリアは猛攻実らず16強敗退…

スポニチアネックス 2024年7月3日 5時54分

 ◇欧州選手権決勝トーナメント1回戦 トルコ2―1オーストリア(2024年7月2日 ライプチヒ)

 サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会決勝トーナメント1回戦は2日、トルコ(F組2位)がオーストリア(D組1位)に2―1と辛勝。先発出場したMFアルダ・ギュレル(19=Rマドリード)がセットプレーから1アシストを含む2点を演出。後半はほとんど防戦一方の展開となったが辛くも1点差で逃げ切り、4大会ぶりの8強進出を果たした。

 チームはチャルハノール(インテル・ミラノ)を累積警告で欠くも、立ち上がりわずか1分で先制に成功。19歳ギュレル(Rマドリード)が右コーナーキック(CK)から鋭いクロスを入れると、オウンゴール誘いそうになり相手GKが辛くも弾きだしたこぼれ球をデミラル(アルアハリ)が押し込み、電光石火の一撃ゴールとなった。

 先制後は攻め込まれヒヤリとする場面もあったが1―0のまま前半終了。すると後半4分、またもセットプレーから追加点。ギュレルが右CKからニアサイドにピンポイントクロス。相手と競り合いながらもデミラルが今度は頭で合わせ、大きな2点目が入った。

 後半21分にはコーナーキックからグレゴリッチ(フライブルク)に決められ失点。1点差に迫られると防戦一方の展開となったが、後半アディッショナルタイムにGKギュノク(ベシクタシュ)にスーパーセーブも飛び出し逃げ切り成功。

 試合終了のホイッスルが鳴るとイレブンが続々とピッチに倒れ込むなど、死力を尽くして4大会ぶりの8強進出。6日の準々決勝進出ではオランダと激突することになった。

 一方、オーストリアはトルコの3倍以上となる20本のシュートを放つも、あと1点及ばず。同国史上初の8強進出は果たせなかった。

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