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え…捕らなかったの?大谷翔平が7月最初の打席で二塁打 左翼手グラブはじき慌てて二塁へ加速

スポニチアネックス 2024年7月3日 11時22分

 ◇ナ・リーグ ドジャース-ダイヤモンドバックス(2024年7月2日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が2日(日本時間3日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で二塁打を放ち、2試合ぶりのヒットをマークした。

 初回、先頭の第1打席、1ボール1ストライクから相手先発・マンティプライの内角シンカーを振り抜くと、打球は左翼線へ飛んだ。左翼手・グリエルが追いかけ捕球体勢に入ったもののグラブをはじいてしまい捕り切れず。フライアウトと思った大谷も一塁ベースを回ったところでグリエルが捕球していないのを確認すると、慌てて二塁へ加速し、二塁打とした。

 さらに2死からT・ヘルナンデスの適時二塁打で先制のホームを踏んだ。

 6月は99打数29安打の打率・293、12本塁打、24打点と大暴れし、月間MVPの有力候補に挙がっている。

 6月最終戦となった30日(同7月1日)のジャイアンツ戦は5打数無安打だったが、月が変わって7月初戦となったこの日は幸先良く快音を響かせた。

 試合前の時点で26本塁打、打率・316はいずれもリーグトップで、62打点もトップのフィリーズ・ボームに6差。三冠王を狙える位置に付けている。

 10日ぶりのホームゲームとなったこの日は、日本文化を広める「ジャパン・ヘリテージ・ナイト」として開催。一部チケット購入者には袖部分が浮世絵風になった特別ユニホームが配られ、試合前にはギタリストのMIYAVIらがパフォーマンスを行ったほか、人気SFドラマ「スター・トレック」シリーズで知られる日系米国人俳優ジョージ・タケイが始球式を務めた。

 「日本」を世界に広く知ってもらう日に、日本が生んだスーパースターがバットで主役を張ってみせる。

 また、米大リーグの公式サイトはこの日、オールスター戦(アーリントン)の先発野手を対象にしたファン投票(2次投票)の途中経過を発表。大谷はナ・リーグのDH部門で得票率を前日の61%から65%に伸ばし、フィリーズ・シュワバーとの差を4ポイントに広げた。

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