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再入幕の若隆景「強い人と稽古できるようになって自信に」1年5カ月ぶりに霧島と申し合い

スポニチアネックス 2024年7月3日 13時38分

 大相撲名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で1年ぶりの幕内復帰を果たした若隆景(29=荒汐部屋)が3日、名古屋市中川区の荒汐部屋で関取衆の申し合い稽古に参加した。

 出稽古に訪れた関脇・霧島(28=音羽山部屋)、阿炎(30=錣山部屋)、十両・北の若(23=八角部屋)の3人を相手に計7番。内容の濃い稽古で、おっつけや出し投げなど持ち味とする下からの厳しい攻めを見せた。

 霧島と相撲を取るのは、昨年2月の稽古以来1年5カ月ぶり。その頃はともに関脇で次期大関争いをしており、霧島は「霧馬山」のしこ名だった。「そうとう久々。入門する前から一緒に稽古していたので、凄く懐かしい感じでした」。その間には右膝前十字靱帯断裂の大ケガによる幕下転落からの幕内復帰を経験。「一つずつ段階を踏んで、強い人と稽古できるようになったというのは自信になります」。完全復活への歩みをまた一歩進めた。

 昨年九州場所で復帰してから幕下を2場所、十両を2場所で通過。先場所は14勝1敗の好成績で十両優勝を飾った。膝の状態は「徐々に良くなっている。先々場所より先場所の方がよかった」という。昨年春場所以来8場所ぶりに上がる幕内の土俵へ「しっかり15日間相撲取れる状態をつくっていけたら」と意気込んだ。

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