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大関復帰目指す霧島が名古屋入り後初の出稽古で本格始動 若隆景、阿炎、北の若を相手に計16番

スポニチアネックス 2024年7月3日 18時20分

 大相撲の関脇・霧島(28=音羽山部屋)が3日、名古屋市中川区の荒汐部屋へ出稽古し、計16番取った。この日は関脇・阿炎(30=錣山部屋)と十両・北の若(23=八角部屋)も出稽古に訪れており、荒汐部屋の幕内・若元春(30)と若隆景(29)の三役経験者2人も含めた5人の豪華メンバーで申し合い稽古が行われた。

 首のケガによる途中休場を含む2場所連続の負け越しで大関から陥落。関脇以下のため、申し合いで最後に土俵に入って相手を指名しながら取り続ける“大関仕様”ではなく勝ち残り形式から参加した。しかし途中から気合が乗ってきたのか、若隆景と阿炎に連勝した後に北の若と連続で11番。大関時代を思い出すような三番稽古で充実の汗を流した。

 6月中は、部屋での稽古を中心に、鳴戸部屋や時津風部屋への出稽古も計4日間行ってきた。名古屋入りしてからこの日が初めての出稽古で本格始動。明日以降も関取衆を求めて出稽古へ行く予定という。10勝以上すれば1場所で大関復帰となる名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ、ここから調子を上げていく。

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